ある愛の詩
ある愛の詩 | [ 映画 ] |
幼少から主題歌のメロディーは
よくロマンティックなシーンで
使用されるので知っていたが、
映画をじっくりと見たことはなかった。
単なる恋愛物語かと思っていたら、
結構ジーンとくる悲しいお話なのである。
10代のときだったので、
既に再放送ではあったが、
一昔前の映画に感動すら覚えた。
彼女が若くして病死するとき、
愛も命もお金では買えないのだと
世界中が思い知った気がする。
貧富の差を乗り越えて結婚したものの、
愛しい妻を突然失くし
夫には未練が残るだけ・・・。
その心の傷はそう簡単に癒されない。
いや、一生それを引きずっていくのだろう。
それが正に妻が残した最大のメッセージであった。
「愛とは決して後悔しないこと!!!」
見返りを期待しない無償の愛情。
現在の日本でこれを与えることが出来る人間が
果たして何人いるのだろう・・・。
目先の利益ばかりに囚われて、
燃え尽きるほどの愛情を注ぐことの出来る人は
いるのだろうか???
何か刺激のほしい方は
是非この映画で感動してみて下さい。
裕美・ルミィヤンツェヴァ