ラグタイムへの思い

P5240009 自分が今までに携わってきたクラシックとジャズの要素を最大限に生かし、現在ラグタイムの研究に没頭しています。ラグタイム全盛期はその時代を知らない者にとっても何故だか懐かしさを感じさせるような100年以上前の未知の世界ですし、ラグタイム自体を弾きこなせる人が現在では極めて少ないですので、この分野に興味を抱かずにはいられませんでした。ヨーロッパの和音を使用し、アフリカ黒人のシンコペーションを導入するという何とも言えない変化がクラシックの延長・そしてジャズの原点という大変魅力的な世界を繰り広げています。ラグタイムが廃れませんよう昔を現在に伝えるという意味で、また歴史的貢献という役割も含めて自分のピアノ演奏を皆さんに捧げたいと思っています。まだ世に知れていない素敵な楽曲が沢山ありますので、時間を見つけて是非とも聴いてみてください。